盛岡市議会議員 鈴木一夫
議会便り
2011年5月号(第44号)

http://www.suzukikazuo.com    所属会派「改革・みらい


(1) 四月臨時議会 (4月 28 日)

議員歳費の 5% 削減を可決

議員歳費の削減をするために4月臨時議会を開会しました. 議員歳費を市議会議員任期延長分を削減するものです.
 また, 議会として 「地域防災計画」 の見直し業務, 今回の災害の総括を話し合う場の設定を議論してまいりたいと思います.

(2) 盛岡市の被災状況と対応について (4月 28 日 災害対策本部資料より)

3月 11 日の東日本大震災と同時に災害対策本部を立ち上げた.

3月 11 日: ケガ人 5名
4月7日: ケガ人 5名

市内避難所の状況 (避難者数と避難所数)

3月11日2300名50箇所
3月12日2296名64箇所
3月13日3221名57箇所
3月14日659名22箇所
3月15日427名16箇所
3月16日264名11箇所
3月17日18名3箇所
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3月20日0名

● 市内避難所の対応

各避難所に2名配置. 発電機・投光機ストーブの手配, 備蓄の非常食糧・燃料・毛布の配布を実施

● 帰宅困難者・旅行者への対応

鉄道・バスの運行停止による帰宅困難者に対しアイーナ, マリオスを避難所として開放. またバス8台借り上げ駅西口ロータリーにて宿泊所とした

● 被災地一時避難者受入

3月 12 日よりふれあいランド岩手へ受け入れを開始. 4月 26 日現在で市内4施設で 376 名. 健康管理のために, 青森県内の5市より保健師の派遣を受ける. 5月は北海道の4市から派遣予定

● 被災就学児童

保育園幼稚園3園6名, 小学校 29 校 104 名, 中学校 13 校 35 名など

● 市営住宅および雇用促進住宅等入居者募集状況

1次募集 20 戸, 2次募集 68 戸

● 民間借上 (4月 25 日より募集)

4月 25・26 日の2日で 65 世帯対応

● 沿岸被災地への物資支援

3月 19 日より実施 のべ 33 回

● 被災地への人的支援 (いずれも岩手県内沿岸自治体)

保健師 のべ 89 名
被災者受入業務 のべ 84 名
行政機能回復 のべ 228 名
応急給水・水道 のべ 144 名
その他 のべ 35 名
水道復旧支援事業で1名×3ヶ月かける4回の長期にわたり陸前高田に派遣

● 被災関係の相談窓口

3月 24 日より4月 26 日まで 317 件

● ご遺体の火葬

148 体のご遺体の火葬を行った

● 他都市からの支援・災害義援金

旭川市・登別市・八戸市・秋田市・大仙市・前橋市・船橋市・輪島市・身延町・南部町・長野市・岐阜市・京丹後市・加西市・岡山市・田川市・上天草市・熊本錦町・大分市・うるま市・福岡県

● 災害義援金

災害義援金 607 件 28,207,962 円
市寄付金 3 件 1,200,000 件
市見舞金 3 件 28,300,000 円

●盛岡市が構成団体になっている関係団体の取組み

岩手県市長会 岩手県町村会と合同で支援・県内ブロックごとの対応
盛岡広域市町村長懇談会 共同メッセージ (4月 11 日)・イベント・情報提供
全国都市清掃会議 清掃分野における被災自治体への支援
岩手県市町村清掃協議会 可燃物・廃棄物処理・受入体制
日本水道協会 全国自治体が被災地支援・盛岡市上下水道局は大船渡市入り

● 災害対応に係る予算執行状況 (流用・予備費による対応)

一般会計 人件費 9,784 万円
上下水道 2,853 万円
市立病院 261 万円

平成 23 年度災害対応による予算措置 6月補正を計上予定

(一般) 7億 6,800 万円を計上予定 (人件費・救助費・修繕費)
(水道) 1,940 万円
(下水) 調査中
(病院) 700 万円

(3) 沿岸被災者の盛岡市内宿泊施設一時利用調査 (4月 22 日)

 4月 22 日 盛岡市つなぎ温泉の宿泊施設にある 沿岸被災者の宿泊施設一時移動についての実態調査を行いました (市議会各会派から参加).
 県費負担で仮設住宅ができるまでの一時期 (2~3ヶ月程度) 宿泊施設に希望者を受け入れております. この温泉施設には沿岸部の各自治体から被災者 230 名が避難されております. 盛岡市内にはこの他にも, 市の宿泊施設に 340 名ほどが避難されております.
 この施設には青森県からも保健師が派遣され 宿泊者の健康管理を実施. 一日3食の提供があるほか, 沿岸自治体の情報が掲載されておりました.
 生徒については, 地元の繋小学校に通学しており, 保育園時にはホテル側の好意による弁当も提供. 市職員も観光課の職員を中心に支援態勢を作り上げており, 感心した次第です.
 施設経営者からは, この被災者受け入れのほかにも 観光業への打撃という切実な訴えもされました. 3月 11 日の震災以降, 3月中旬だけで 10,800 名ものキャンセルがでたということ, 前年比4月で 47%, 5月で 38% の予約状況であることが説明され 観光業振興における支援策や喚起策など切実な声が出されました.

(4) 三月議会における会派 「改革・みらい」 代表質問 (3月2日 13 時)

※本来4月号で報告予定でしたが, 都合により5月号での報告となります

主な質疑と回答

(質問) 市職員の任期が平均5年で8回程度職場を変わる事は専門性を高めることに支障にならないか
(回答) 自治体アカデミーや階層別研修に多数の職員を参加させている. 人を生かした人事システムに基づく研修制度を実施している.
(質疑) 部長の任期と任命する基準について
(回答) 歴代市長の部長任期に比較し, 同程度の任期である. 政策形成能力, 業務遂行能力はもちろんのこと, リーダシップと組織マネジメント能力を必要とされているとともに全体の奉仕者の使命感と倫理観を求めている.
(質疑) 盛岡市役所の分庁舎体制を解消するために県盛岡合同庁舎を活用できないか
(回答) 総合的に検討していく
(質疑) 法定協議会の活用や組織に魂をいれる運営はできないか
(回答) 各種協議会や審議会は条例等で定めるものであり, また市政の施策推進への監視機能として必要により設置されたものである. これまでも類似する協議会の統合や女性の登用, 公募委員枠の導入を図ってきた.
(質疑) 市民負担 (税負担など) の前に職員人件費の切り詰めをするべきとの考え方についてどのような見解をもつのか
(回答) これまで行財政構造改革で職員給与の削減や定数の削減を実施した. 市職員の生涯年収は退職金込で2億 3,000 万円である. 人件費は県内 50 人以上の民間給与水準に沿ったものである. ラスパイレス指数は東北県庁所在地六県中, 6番目となっている.
(質疑) 「市政における公正な職務の執行の確保に関する条例」 による特定要求行為・不当要求行為はどのような状況か?
(回答) 平成 21 年度特定要求行為 21 件, 不当要求行為6件の報告があった. うち1件が公正職務審査会において不当要求行為に該当するものとされた.
(質疑) 高度経済成長期に整備した施設が今後一斉に更新時期を迎える. 公共施設等整備基金の計画的な積み増しを図るべきである
(回答) アセットマネジメントの考え方を取り入れた公共施設の維持補修の管理の方向性を平成 23 年度中に制定することとしている. この計画を措置したあと提言の基金の増額を含め検討していく.
(質疑) 待機児童ゼロにできないか
(回答) 0~2歳児の利用が増加しており, 定員増をしても対応できない状況である. 平成 15 ~ 22 年にかけて認可保育所を 1,081 人増加させた. 22 年度と 23 年度それぞれ 211 人, 169 人の定員増をしている. 待機児童の解消に努めてまいりたい.
(質疑) 盛岡市の観光産業の振興について (仮称うまいもの横丁の整備)
(回答) 観光客1人あたり 11,734 円の消費額があり, 盛岡市の観光客 459 万人回を乗じると年間 538 億円と試算される. 新幹線利用者をターゲットにした地元名物料理街の整備については 盛岡三大麺や地元食材を使った料理などは盛岡のまちを魅力づけるものと考えている. 新幹線駅に隣接した横丁の整備には多額の費用が伴う事から 現段階では難しいものと考えている.
(質疑) 今後の企業誘致について
(回答) 平成 23 年度より財団法人日本立地センターに業務委託をして 企業誘致推進員の配置1名をする予定. ふるさと雇用再生特別基金を活用し, 年間 150 日の稼動として企業誘致などのアンケートを実施する予定である. 年俸は 300 万円としている.
 盛岡の工業団地内で誘致可能な土地は 6ha ある. 仮にこの 6ha に企業誘致できれば 280 名の雇用創出効果が見込まれる. 盛岡市が力を入れているソフトウェア産業は 15 兆円産業, 食品加工業は 40 兆円産業である. 平成 22 年度は2社の誘致企業があり 50 ~ 70 名の雇用がある. 23 年度は3社の誘致を目標としている.
(質疑) 盛岡市では職業観 (キャリア教育) を実施しているが経済教育を施したらどうか
(回答) 学校教育で経済社会の理解, 消費, 金銭管理など金融経済に関する教育は大変意義があるものと考えている.
(質疑) 市立高校の特進クラスの運営と今後
(回答) 特進クラスでは, 他の科より週4時間授業を多く設定して英語と数学各2時間の授業を行っており 長期休業中には他の科にない特別課外授業を行っている. 市内の他の県立ナンバースクールとの違いは 一学級 35 名として生徒への手厚い指導体制を整えている. 定員割れが続いている事から次年度計画で検討で対策をしていきたい. 市立高校を活用した中高一貫校は検討していない. 他の地区での中高一貫教育については研究をしている.
(質疑) 小学生の学力の高さが高校まで持続できない理由は
(回答) 小学校高学年から学習内容の定着が十分ではない児童の割合が増えることから 基礎学習の徹底と9年間の系統性や連続性を重視した学習指導が展開できるようにしていきたい.

<2011年4月の活動>

4月5日 久慈市, 野田村 訪問
4月6日 仙北中学校 入学式
4月7日 仙北小学校 入学式
4月14日 仙北地区社会教育福祉推進会 会計監査,
体育指導委員協議会 理事会
4月15日 町内会 役員会
4月16日 仙北地区体育協会 理事会
4月20日 議会運営委員会
4月22日 市内視察 (つなぎ温泉) 避難者の現状について
4月25日 議会運営委員会
4月27日 町内会 総会
4月28日 市議会全員協議会,
会派 「改革・みらい」 会合,
四月臨時議会
4月29日 町内会 観桜会

<2011年5月の予定>

5月4~5日 東京訪問
5月10日 町内会 定例会
5月12日 仙北地区社会教育福祉推進会 運営委員会
5月14日 仙北地区体育協会 理事会
5月28日 仙北地区社会教育福祉推進会 総会

※ 3~4月休止した街頭による市政報告を5月以降再開いたします.


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[会派・改革みらいホームページ]http://www.morioka-kaikaku.com
盛岡市議会議員 鈴木一夫(すずきかずお) 41歳
<会派 改革・みらい>
〒020-0861 岩手県盛岡市仙北1-15-55(明治橋南東角)
電話 019-635-8839 FAX 019-631-3766
鈴木一夫事務所


(議会便り 終わり)

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