新・盛岡市総合計画および盛岡市都市計画道路整備計画プログラムに市道「津志田・白沢線」の早期全線着工を位置づけることに対する要望


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平成26年7月22日

盛岡市長 谷藤裕明様

要望書

新・盛岡市総合計画および盛岡市都市計画道路整備計画プログラムに市道「津志田・白沢線」の早期全線着工を位置づけることに対する要望について

 盛夏の候、貴殿におかれましては、ご健勝にてご活躍のこととお慶び申し上げます。 日頃は、市政の発展のためのご活動に際しまして、心より敬意と感謝を申し上げます。

 さて、西見前地区に現在計画されております都市計画道路「津志田・白沢線」については、地域において早期の全線完成を待ち望む強い声がございます。
 これまで平成23年9月20日、平成24年10月25日、そして先月6月30日にも盛岡市建設部各課をお招きして津志田白沢線における意見交換を行ってまいりました。
 この3回の会合では、いずれも津志田白沢線については、矢巾町境から北進することなど早期の着工を待ち望む声が多く寄せられたところです。
 また、該当する町内会および全地権者の賛同を添えた早期着工の要望書を平成23年10月11日に当時の及川建設部長を窓口として市長宛に提出をしてきたところであり、地形的にも住民合意の面からも容易な建設が期待されております。

 これまで三度にわたる地元説明会を開催する中で、御当局より津志田白沢線の着工には、現在ある上位計画や盛岡市都市計画道路整備プログラムへ位置づけを図ることが、先決であると説明を頂いてきたところです。
 盛岡市は今年度盛岡市の最上位計画である盛岡市総合計画の策定を行うとしており年末には計画の提案が市議会に提案をされるとお聞きしております。総合計画は今後10年間の盛岡市の施策の最も重要な施策を位置づけることから、この計画ならびに都市計画道路整備プログラムにおいて是非津志田白沢線の矢巾町側からの着工を含め全線開通を位置づけて頂くよう要望するものでございます。
 盛岡市は、今年度、国の地方中枢拠点都市に応募し事業採択をされております。
 この役割は、圏域全体の経済成長の牽引や高次の都市機能の集積、生活関連サービスの向上とされております。地方中枢拠点都市として、市内のみならず広域自治体連携を進める上で、都市機能の集積する地区への道路網整備は、最優先する課題ではないかと考えるものです。
 事実、岩手医科大学では、キャンパスの矢巾町への移転にくわえ平成30年には病床数1000床の岩手医大付属病院が13階建(予定)で開業する予定です。ここには、県立療育センター及び盛岡となん支援学校の建物を敷地北側に整備することも決定をしております。医大広報を拝見いたしますと、北東北を含めた三次医療拠点ゾーンを展望しており、その機能を高めていくという方向性を打ち出しております。この新病院を核として商業・居住・サプライゾーンの整備がうたわれており、高度な機能の集積には、まさに道路交通の整備は不可欠であります。
 盛岡市は岩手医大へのアクセスについては、国道4号線を南下して矢巾口からの西進するアクセスおよび市道久保屋敷線を通る2路線を示しておりますが、国道4号線の三本柳交差点から市道久保屋敷線口までは国道4号線を重複して通ります。三本柳交差点は、県下でも有数の混雑であるとされております。国道4号線を通るアクセスだけでよいのかについては早期に再点検をする必要があると認識をいたします。
 そして何よりも矢巾町では、すでに津志田白沢線は完成し供用をしているということであります。市町境から矢巾町側が、完成をしており、盛岡市側が未完成であることは、広域連携における盛岡市の姿勢が如実に出ているのではないかと考えます。

 また都南村と盛岡市の合併から22年が過ぎました。地域住民からは、本庁舎から遠いということで「端っこ扱い」をされているのではないかとの声もあります。矢巾町への医療機関および商業集積を鑑みますと、住民の生活圏は自治体の枠とは別であることから、現状の土地利用の変化にあった道路網の整備は欠かせないと認識をいたします。
 特に盛岡市の枠内で完結をした評価による事業の優先度や事業着工の判断だけではなく、近隣自治体のまちづくり、また広域自治体連携を加味した事業評価を採用することは、県都として、また地方中枢拠点都市の姿勢として必要であると認識をします。

 このほか、盛岡市自身が作成し公表をしている事務事業事前評価において、市道津志田白沢線については、基幹的道路と位置付けられております。この事前評価では「必要性評価、有効性評価、効率性評価」のいずれも重要度の高い位置づけであり、事業の緊急性も高く、所管課長意見も早急な整備が必要と評価もされております。

 是非、盛岡広域の発展そして地域環境の改善のためにも、都市計画道路津志田白沢線については、早期に計画への位置づけを図り着工に至るように重ねてお願いを申しあげます。

要望事項

  1. 新盛岡市総合計画および盛岡市都市計画道路整備プログラムに津志田白沢線の未着工区間の建設を位置づけられたい。
  2. 2 矢巾町側が完成をしている津志田白沢線を市町境から北進をするように建設を早期に行われたい。

(要望書 終わり)

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鈴木一夫後援会事務所 © 2014年7月22日
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