盛岡市議会議員 鈴木一夫
議会便り 2016年12月号
(第111号)
http://www.suzukikazuo.com 所属会派「市政クラブ」
■12月議会では一般質問に登壇をいたします■
- 12月13日火曜日 午前10時より11時
- 場所 盛岡市議会本会議場
- インターネット、スマホによる生中継あります
住民参加とまちづくりについて
- 住民参加のあり方
- 大阪府池田市のとりくみ
- 地区担当職員の活動状況
ドローンの活用
- 現状
- 飛行可能区域
- 防災
- イベント
- 廃校の活用
- 子どもたちへの普及
防災について
- 台風10号における教訓
- 防災運動会
- 今後の取り組み
職業観教育について
- 現状
- 小中学生のアルバイトの現状と許可
■会派「市政クラブ」平成29年度予算要望を実施(11月11日)■
http://suzukikazuo.com/161111youbou.pdf
詳細はホームページをご覧ください.
■会派「市政クラブ」行政視察報告(11月7日~9日)■
●神戸市(医療産業都市)
→ 神戸医療産業都市
<視察の目的>
産業振興・集積は盛岡市の課題(製造品出荷額 1,000億円割りで10年前の半分以下)。
神戸市が産業集積を進める医療産業の成りたちと現状、今後の展開について調査を行う。
また盛岡市にはない国際会議場を訪問して運営について調査をする。
<視察先>
<視察内容:やり取り>
神戸市医療産業都市の説明は理化学研究所にておこなれた。
医療産業都市の経緯
- 神戸の震災(1995. 1. 17 死者 4,600人 経済損失 6.9兆円)が契機。 それまでは埋め立て地を遊園地などに活用する検討をしていたが震災で頓挫。 震災復興が医療産業都市設立のきっかけ
- 神戸在住の京都大学の医療人がおり、医療機器の開発、医薬品の臨床研究、再生医療を集積せ基礎研究から臨床応用まで一体的に取りくむ(日本初の産業クラスター形成へ)
- 1998年 0社であったが 2015年 316社 7,200名の雇用 2012年の経済効果 1,200億円、2025年には 3,000億円と見込まれる。 核の施設として理化学研究所の誘致が大きい。 先端医療、再生医療、高度専門医療機関、介護リハビリ、創薬拠点
- 大学、兵庫県立、神戸市立・私立の医療機関、公共投資を新交通(ポートライナー)沿いに集中
- 神戸市でベンチャー企業に対応した医療イノベーションセンターを設置してレンタル部屋を設置
- スーパーコンピューター京の開発および現状、更新について説明を頂く
- 神戸国際会議場の見学、天井が高い方がよいと助言を頂く。 横浜市の施設より劣ると担当者談
●滋賀県近江八幡市(ボーダレスアートミュージーアム NOMA)
<視察の目的>
重要伝統的建造物群保存地区の古民家を活用した障がい者の表現の発表の場の見学。 古民家の活用、運営面、作品の様子を学芸員から伺う。
<視察先>
ボーダレスアートミュージーアム NOMA(滋賀県近江八幡市永原町上16 入館料は300 円)
<視察先の概要、やり取り>
- 社会福祉法人グローが運営をしている。美術館 NOMA の学芸員は盛岡市出身者。
特養、障害者施設など滋賀県内で運営している。 その中に障がい者アートの部門も。 運営費は助成と場所の提供による(改造費の捻出はある) - アールブリュット(ART BRUT,直訳:生の加工されていない芸術)で障がい者の造形活動が1960年代から滋賀県内で行われてきた
- 地域交流として市立、県立学校にて障がい者アートの授業を実施
- 2020東京五輪パラに向け障害者文化芸術活動を推進するネットワーク設立 →国会議員連盟、知事連盟の設立、2020文化プログラム
- 平成29年度概算要求で 3億円余が障害者芸術文化活動普及支援事業へ
●大阪府池田市(カーシェアリング:現在終了、池田市「分権改革」)
<視察の目的>
- カーシェアリングでは、公用私用の自動車をカーシェアすることの実態と現状
- 分権改革では住民税の 1% を住民発で使途 800万円上限を決定することができる仕組みを調査
1 カーシェアリング
- 池田市にダイハツ本社があり第3子以降はダイハツムーブを3年貸与する仕組みを企業が創る等地元企業の協力の姿勢がある
- 環境部門が担当し国の助成により CO2削減を目的とした平成27年で事業は終了してタイムズ(企業)へ全面移管された
- カーシェア企業のタイムズと連携。 市民は登録料 1,550円が無料。 公有地を活用したカーシェア。 車はダイハツ提供5台タイムズより6台で計11台池田市で最大16か所の場所を提供
- 民間資本を活用して自治体が運営委託費を支出しない特徴(側面費用 旗、チラシ、管理費300万円/年はかかった)、法人会員が多い、周辺自治体より入会者の年齢が幅広い
- 平成27年終了後は民間(タイムズ)へ全面移管。 郊外団地から撤退したので不便になったという声あり
2 地域分権制度
- 「自分たちのまちは自分たちでつくろう」2007年開始10年目、全国初の制度。 市長が発議者
- 個人住民税(65億円)の 1%の 予算の使い道を市民に委ねる制度で「地域コミュニティー推進協議会(市内11箇所)」へ移譲。 自治会加入率30%
- 協議会は住民誰でも参加可能 465人(各地区4~50人)60代男性の割合高い、ボランティア運営
- 地域の課題を解決するための事業を市に提案する権利がある(人口・面積で 600~800万円)使い切りを防ぐために未使用金は基金へ積み立てることができるようにした(1,000万円単位で基金をもつところもある)
- 使途は 5分野 (1) 安全安心 (2) 福祉 (3) 環境 (4) 広報 (5) コミュニティー振興
- 設置例(防犯カメラ、青パト運営、絵本読み聞かせ、運動会、学校スポーツ器具購入、街路灯増設、小学校金管バンド購入補助、広報板・広報誌充実花いっぱい等)
- ハード事業への該当はない、10年目で監査委員の監査もうけた、市議会議員は協議会未加入で申合せ
<11月の活動>
11月1日 | 議会報告会(見前公民館) |
11月2日 | 議会報告会(土淵地区活動センター) |
11月3日 | ニッポンめんサミット、 盛岡駅前街頭演説会 |
11月4日 | 原敬を想う会、 仙北2丁目文化祭打合せ |
11月5日 | 小鷹(南仙北2・3)文化祭見学、 青森県つがる市縄文遺跡訪問 |
11月6日 | 東北自治体議員研修会(秋田市) |
11月7~9日 | 会派視察(神戸市、近江八幡市、池田市) →新潟市社会実験 |
11月10日 | 新潟県燕市卸フェア、 仙北2丁目役員会 |
11月11日 | 会派「市政クラブ」平成29年度市長予算要望 |
11月12日 | 仙北小・向中野小学習発表会、 仙北地区体育協会理事会(年度最終) |
11月13日 | 見前地区公民館祭 |
11月14日 | 公共施設対策特別委員会(松園公民館他視察)、 津志田白沢線勉強会 |
11月15日 | 仙北2丁目自治会資源回収 |
11月16日 | 介護施設運営委員会 |
11月18日 | 市政調査会定期研修会「広域連携について」 |
11月19~20日 | 仙北2丁目文化祭 |
11月22~23日 | 東京出張 |
11月24日 | 市議会全員協議会 |
11月25日 | 盛岡市都市計画審議会 |
11月27日 | 手をつなぐ育成会「成人のつどい」 |
11月28日 | 一般質問通告 |
11月29日 | 仙北地区活動センター大規模改修地元説明会 |
<12月の予定>
12月1日 | 小水力発電勉強会(金沢市) |
12月2日 | 中央官庁陳情(東京都) |
12月5日 | 本会議 |
12月12日 | 本会議 |
12月13日 | 本会議 |
12月14日 | 本会議 |
12月16日 | 本会議 |
12月19日 | 総務常任委員会 |
12月22日 | 本会議(最終日) |
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(議会便り 終わり)
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