盛岡市議会議員 鈴木一夫
議会便り
2010年4月号(第31号)

http://www.suzukikazuo.com    所属会派「改革・みらい


(1)盛岡市議会三月定例会

(会派代表質問3月2日登壇: 全文は HP にあります)

・池田副市長の退任

二次の行財政構造改革, 玉山村との合併, 中核市移行, 盛岡ブランドの推進と寄与. 不正経理問題にも一区切り. 内部の人材育成にも力を入れる. 後任は細田氏.

・在職中の平均移動回数

9回弱である.

・市長就任時と現在の財政状況について

平成15年時公債費比率が20.1% 財政調整基金が17億円であったが, 平成20年度決算で公債費比率が18.8%であり 財政調整基金が41億円となった.

・玉山地区での工業団地造成と入居希望企業について

不況による企業の事業展開意欲の減退もあり, 企業が確保できなかった

・岩手競馬の実状と今後について

2007年度から新計画のもとコスト管理をしているが厳しい状況. 地方競馬トータリゼーションシステムの構築に参画することより 経費削減をすすめていく.

・市庁舎のあり方について/内丸地区の高度な再開発への意向

基金の積み立てはできていないが検討する. 昭和32年内丸団地の官庁街としての都市計画決定をして集中的に配置した.

・盛岡の情報公開のあり方をどのように認識するのか

市民参画のための情報公開ですがパブコメ, インターネット活用を図りたい. 職員の地域担当制については, 服務上の問題もあり難しい.

・いわてNPOセンター/岩山漆芸美術館の不正について

定期的にチェックをして行く体制や各種報告書で対応する

・子ども専門の部署について

現在は 「次世代育成支援事務局」 を設置して関係部署が連係している. 窓口ワンストップサービスについてはこれまでも窓口負担の無いよう努めた.

・民間企業である公共交通事業者に税金投入する根拠

運輸政策審議会の答申で 「事業者の経営効率化の措置を講じてもサービス維持が困難な場合 国及び地方公共団体は生活交通サービスを維持するために 財政上・制度上の適切な支援措置を講じることが適当である」 としている.

・前潟駅について

需要調査, 施設の規模, 概算工事費について検討を行った. 設置は可能だが 工事費については, 地下埋設物やシステム補修の関係があるので JR と検討する.

・入札制度について

市営建設工事が平成11年度(1,098社)162億円, 20年(924社)には68億円で57%減少. 建設工事では25物件中3件落札した会社が3社, 土木工事では94件のうち6件落札した会社が1社, 4件の落札が3社. 入札制度は公正に執行されている. 91社問題については公正取引委員会の談合認定があれば, 岩手県に準じる処分を行うこととなる方向.

・学力向上について

小学1・2年, 中学1年生で小人数学級を実施している. 学力向上プロジェクトを立ち上げ授業改善や家庭学習の充実などの取り組みをしている. 県立一関中高一貫教育の分析はまだ始まったばかりであり情報収集に努めたい. 小中一貫教育を土渕学校で実施予定.

・小学校区,中学校区の学区再編成

市内全70小中学校の学校規模や学区の課題, 町内会との整合性を判断. 将来の児童生徒の予測や地理的要因を検証し, パブコメや説明会の開催を実施したい.

・学校施設におけるナイター設置

全中学校学区に1つ配置予定であり順次拡大するようにしたい.

・県営運動公園の第二種競技会場への改修

平成22年10月に総事業費5億4千万円で芝生や外壁工事を実施. 多目的屋内練習施設整備については 平成25年秋の利用開始を目指し基本計画を策定した.

(2)市議会議員定数削減に対する所感

 市議会の議員定数が三月議会で42名から38名に減少いたしました. 当会派では法定定数38から2名を更に減じた36名とするべきと主張してきました. また定数削減について市民の意見を聞く機会を設けるべきで 三月議会での結論は拙速であると主張しました. しかし第一会派(盛友会)と市民連合, 共産党市議団の賛成多数により38名となりました.
 定数問題について市民意見を聞くと, もっと減らせと言われると困るということも理由が大きいようです.
 また, 地方分権で法定定数もなくなり, 地方議会のあり方の自主性が発揮できるわけです. しかしこの議論をする機会も多数決により押しきられました. 不甲斐無い結果であります.

(3)明知鉄道 DMV(デュアルモードビークル)社会実験視察

 3月22日 岐阜県恵那市の明知鉄道で実施された交通社会実験の視察をしました. 国鉄から昭和60年に引き継いだ明知鉄道において 線路と道路を両方走行できる DMV を走行実験し, 今後の鉄道活性化を検証する実験です. 沿線には多くの住民なども押し寄せ 普段は閑散しているであろうローカル線に久々の話題が提供されているものと感じました.
 JR 北海道が開発した DMV ですが, 昨年委員会で視察した富士市の岳南鉄道をはじめ南阿蘇鉄道, 天竜浜名湖鉄道につづき道外では3例目ということでした. 地方鉄道の活性化について, 今後もその効果について関心を寄せてまいりたいと思います.

<2010年3月の主な活動>

3月1日 朝の街頭演説(明治橋)
3月2日 市議会 本会議(代表質問登壇),
議会運営委員会
3月3日 市議会 本会議
3月4日 市議会 本会議,
仙北地区社会教育福祉推進会 会合
3月5日 市議会本会議,
新エネルギー勉強会,
町内会 定例会
3月7日 自主防災隊訓練参加
3月8日 市議会 本会議,
市議会 全員協議会
3月9日 朝の街頭演説(南大橋)
3月10日 市議会 本会議,
議会運営委員会
3月11日 総務常任委員会
3月13日 仙北中学校卒業式 参列
3月14日 町内会 資源回収
3月15日 会派「改革・みらい」会合,
市議会本会議(三月補正可決)
3月16日 予算特別委員会(質疑3回)
3月17日 予算特別委員会(質疑2回)
3月18日 議会運営委員会,
予算特別委員会(質疑3回)
3月19日 幹事長会議,
予算特別委員会(質疑2回)
3月22日 明知鉄道 DMV 運行視察(岐阜県恵那市)
3月23日 朝の街頭演説(明治橋),
総務常任委員会
3月26日 議会運営委員会,
市議会本会議(賛成しました)
3月27日 仙北小学校 PTA,
仙北地区体育協会 理事会
3月29日 朝の街頭演説(南大橋)
3月31日 朝の街頭演説(盛南大橋)

<2010年4月の主な予定>

4月2~3日 長野県訪問(御柱祭)
4月6日 仙北中学校 入学式
4月8日 仙北小学校 入学式
4月19日 藪川外山地区観光ルート調査 実施
4月21日 公共交通問題調査特別委員会 市内視察(IGR, 青山地区)
4月22日 議会運営委員会
4月29日 盛岡市消防団 演習

この外に地域要望などについての調査を実施いたします.


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盛岡市議会議員 鈴木一夫(すずきかずお) 40歳
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(議会便り 終わり)

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